とうきょう すくわくプログラム活動報告書
施設名 アンソレイユ保育園
1.活動のテーマ
<テーマ>
探求と新しい表現(形、色、光、異文化、身体表現)
<テーマの設定理由>
(テーマに関する子どもの興味関心、園の特色など)
・子どもたちの主体的探究心を深めたり、拡げたり、新しい視点を育もうという意図、ねらいです。
・都会ではなかなか日常的な自然環境に育つことは難しい中で四季を感じたり、物語から創造したりする。 ・日本人とは違う人種、言葉、文化をゲームを通して実際に感じ創造する。
・体を動かし音楽、リズムを感じ感情(喜怒哀楽)を体で表現する。
2.活動スケジュール
R6年4月から基本的には毎月の活動とし、最初はカリキュラム(絵画造形・英語教室・リズムダンス)に「探求と新しい表現」のテーマで講師と打合せして取り入れていき、令和6年10月からテーマに更に深耕した「すくわく」プログラムを行っていく、なお行事や感染症などによる事態があった場合には無理のない範囲で実施していくこととした。
3.活動のために準備した素材や道具、環境の設定
(活動のためにどのような環境を設定したか、準備した素材や道具)
・講師と保育士がテーマに沿った時間にするため打合せ、振り返りをし次回に活かせるようにした。
・絵の具や画用紙、色鉛筆などは講師のアドバイスによりアレルギーフリーなものや、やわらかい芯のものにするなどをした。
・iPhone.iPadの増設は、保育者が一人ひとりの子どもの表情をとらえていけるために使っている。
・プリンターは子どもたちの作品をその場で印刷して子どもたちの活動を止めることのないように増やした。
4.探究活動の実践
<活動の内容>
・友だちとの関わりの探究
・日ごろ、生活のために使っている園舎の中を探求
・園庭の植物等を探求
・物語(絵本)からの創造
・外国人とのふれあい
・身体表現
<活動中の子供の姿・声、子供同士や保育者との関わり>
(活動の内容、活動中見られた子どもの姿、保育者との関わり等)
・とにかく自分の作品作りや自分の活動に夢中になっていた。
その中で友だちと関わる姿はとても自然で、子どもらしい表情があった。
・次どうしていく?などの会話を通して互いに自分の意見を言ったり、
相手の意見を聞いたりして関係性の深まりが見えた。
・保育者は子どもに寄り添う形での関わりを行ってみた。あれこれと指示をするのではなく、
子ども自身の気持ちに寄り添いながら、適宜声掛けや手を添えるなどをした。
ホームページ(お知らせ)インスタグラム(すくわく・カリキュラム)で活動を公開しています。
5.振り返り
<振り返りによって得た先生の気づき>
・子どもたちの主体的探究による新しい表現を、もっと様々な活動を通して自然な流れで行えたら良いのではないか。
・日々の保育の中でもすくわくプログラムの活動が活かされているような場面を感じている。
・保育者側も子どもたちに対する探求と新しい表現を学んでいこうと思った。
・すくわくプログラムと保育が分断しないよう、日々の保育の中でも子どもたちへの関わりをもっと考えていきたい。